薬局パパの健康日記

群馬県太田市にある太田薬局、二代目・薬局パパがお送りするブログ。

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舌の色・・・

昼間になっていくらか温かい陽射しが戻ってきた群馬県太田市・・・
風さえ吹かなければ昼間のお散歩も楽しそうな陽気です。

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先日の日曜日は久しぶりに春日部まで漢方の勉強に行ってきました。
普段から毎日コツコツと勉強できればいいのですが、やはりなかなかまとまった時間もとれなくて勉強会の前にあわてて予習・・・となってしまいます。(苦笑)
それでもやはり一人で勉強していると分からないことばかりで、勉強会に出ることで色々な知識だけでなく物の考え方や病気の捉え方など色々なヒントを頂いてきます。
先日も「舌の診断(舌診:ぜっしんといいます)」でちょっとしたヒントを頂きました。
普通、舌のコケというのは白っぽかったり、黄色っぽかったりというのはよく見られます。
しかし、黒いコケというのはあまりお目にかかることはありません。
コケの生える位置によってからだどこら辺に不調があるか、また黒いコケが出てくる要因を教えて頂きました。
西洋医学的には「舌のコケ=カビの一種」という捕らえ方で終わってしまうと思うのですが、東洋医学では体の臓器の不和を示していると考えられています。
店頭でも「舌」の状態を拝見させていただくことがあるのですが、そんな理由があっての事です。
特に今の時期ですと「肝」の働きが強くなる時期ですから舌がなんとなく黄色っぽかったり、口の中が粘ついたりなんていう時は体調に要注意ですね。

群馬県太田市にある漢方相談薬局 「太田薬局」
http://www.geocities.jp/ph_ota/ 薬局パパ

~オードムーゲ・若甦・レバコール・松寿仙 正規取扱店~
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かきのへたは・・・

嬉しいことに気がつくと今年中の予定もてんこ盛り・・・
年末の忙しさを楽しませていただいております。

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★夕食の後に出てきた干し柿・・・我が家自家製の干し柿
 見た目はイマイチかもしれませんが、味はそこそこです


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★普通は干し柿を食べ終わった後のヘタは捨てられる運命ですが・・・

東洋医学では柿のヘタを「柿蔕(してい)」という生薬として扱います。
代表的な処方に「柿蔕湯(していとう)」というのがあります。
しゃっくりの特効薬としてよく知られている漢方なのですが、この干した柿のヘタがメインの生薬になります。
柿のヘタに生姜(生薬としてはショウキョウと呼びます)、ハーブとして使われるクローブ(生薬としてはチョウジ:チョウジ)を一緒に煎じて服用します。
もちろん民間薬的な使い方では柿のヘタだけを煎じて服用するようです。

ただ干し柿を食べただけなのに・・・ついブログ記事にしてしまうのは職業病のようです。(苦笑)

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冬の商品

朝晩の寒さや冷え込むようになって、冬寄りの秋と言ったところでしょうか。
店頭でも冬に向けての商品準備にとりかかっているところです。

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★お客様に「板藍根(ばんらんこん)のお茶あります?」なんて声かけられました
 当店でも冬場の定番商品になりつつあります
 インフルエンザ予防だけでなく、風邪がのどに来る方に喜ばれているようです


他にもマスクやのど飴、しょうが湯、貼るカイロなど当店では年中在庫してますが、そろそろ手の届きやすいところに陳列してあげないといけませんね。

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生薬の価格について

先日、生薬の取引問屋さんから連絡がありました。
生薬の価格改定を21日に行いたいという連絡・・・価格改定とは言うものの、よく使われる生薬のほとんどが実質値上げとなっています。
仕入れ価格が上がるとなれば個店でできる防衛策としては在庫を増やす事くらい・・・
もちろん使用期限などもありますので無尽蔵な在庫増とはいきませんが、できる範囲で在庫の確保をしました。
当然ながら仕入れ価格が上がれば、当店としても販売価格に反映したいところですが現状では煎じ薬の価格は据え置きとさせていただく予定です。
一部、取り寄せ生薬として扱っているもので21日以降に販売させていただく物に関しては、価格の改定をさせていただくことをご了承ください。

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じつはこの価格改定、今に始まったことではなくここ年に1~2回ほど行われていたのですが、今回ほど大きな幅での仕入れ価格上昇というのはありませんでした。
元を正せば、栽培地中国の人件費上昇が主な原因です。
また人民元切り上げの問題などもあり、これから生薬価格が下落傾向になるということはまず無いというのが一般的な見方です。
しかしながらできうる限り現状での価格維持を心がけているのは、まだ漢方薬を知らない方に知っていただきたいという気持ちがあるからです。
もちろん価格の面だけでなく、技術的な部分や知識面での自己研鑽は常に心がけています。

自然の恵みで身体を補い健康になる事・・・漢方薬のすばらしさはその一言に尽きると思います。
その漢方薬のすばらしさを一人の方でも多く体験していただければ、薬局店主としてこれ以上の喜びはありません。

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暑い夏至・・・

昨日の夏至、猛烈な暑さに見舞われました・・・群馬県太田市。
全国最高気温の1位~3位までが「館林」「前橋」「伊勢崎」と太田市のまわりばかり。
湿度がそれほどでもなかったのが救いでした。
やはり今年も「熱中症」には気をつけないといけませんね。
節電対策でエアコンの設定温度が高めになりますから、湿度が高いときなどは要注意です。
湿度が低ければかいた汗が蒸発して皮膚の熱を奪いやすくなるのですが、
湿度が高いとせっかくかいた汗が蒸発しにくくなりうまく皮膚の熱を奪ってくれません。
扇風機などで風をあてるなどしてうまく汗を発散させるように心掛けたいところです。

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★漢方薬の五苓散(ごれいさん)・・・
 使い方はいろいろあるのですが熱中症の予防薬としても重宝しています


水分補給も大切ですが塩分とうまく組み合わせて摂るのがポイントです。
麦茶などにちょっと塩を足したり、スポーツ飲料を水で薄めた物などがいいですね。
そんな水分をこまめに摂っていても「なんだかお腹がいっぱいで飲めない・・・(体へ水分が入っていかない)」とか「おしっこが全然出ない・・・(おしっこを出すことも熱の放散の一部)」なんていう症状が出たら要注意です。
体の水分代謝が狂い始めるときの注意信号ですから。

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アサガオは・・・

朝方に降った雨が湿度を上げているような気がします・・・群馬県太田市。
気温こそ30℃までいっていないのですが、不快指数が高いですね。

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★こんな時は紫陽花の写真で気分転換・・・

さて・・・自宅の庭ではアサガオが元気に育っています。

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★昨年もアサガオは育てていましたが、今年はグリーンカーテンに挑戦!
 うまく二階まで伸びていくでしょうか


このアサガオ、実は生薬として漢方薬にも使われることがあります。
アサガオの種を「牽牛子(けんごし)」といい、下剤として働く生薬とされています。
実際に使うときは煎じても成分が抽出されないので粉末にしてつかうのですが、
副作用もあり使うときのさじ加減が難しいので素人判断では絶対に服用しないようにしてください。

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王不留行散について

5月はこちらの業界としては年度替わりの月・・・
色々と夜の会合などが重なってしまい、更新がご無沙汰になってしまいました。
それにしても日差しが強いですね。
お出かけの際には紫外線対策をキッチリとしたいところです。

先日、王不留行散(おおふるぎょうさん)はありますか?というお問い合わせを頂きました。
おそらくこちらの記事をご覧頂いたのではないかと思います。

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★今、手元にある桑東南根白皮・・・
 南東方向に生えている桑の根っこの白皮(はくひ)を100日掛けて影干ししたものです


王不留行散は漢方の古典、金き要略に記載された処方で「諸の金そうによし、刃物による切り傷、突き傷、割り傷など皆これをつかさどる。又、産後の傷により発する発熱頭痛などによし、又ガラスの破片などによる傷にもよし。」とあります。
傷や怪我だけでなく、出血の続く病気等に使われる救急漢方薬と言ったところでしょうか。
しかしながら、この王不留行散は作る手間が非常にかかります。
普通の桑の根っこならば生薬問屋さんなどから入手することが出来るのですが、王不留行散に使われるのは「南東」の根っこだけです。
ですから、桑畑に行って根っこを掘り起こして南東の根っこだけを選ばなければなりません。
その南東の根っこの白皮(はくひ)と呼ばれる部分だけをとりだして乾燥させたのが写真にある桑東南根白皮(そうとうなんこんはくひ)です。
しかもこの桑東南根白皮を「黒焼き」にする必要があります。
黒焼きもまた非常に手間のかかる作業で、素焼きの壺にいれて蓋を粘土などで固着させ酸素が行き渡らないような状態で加熱します。
そうすると酸素が行き渡らないため燃えることなく炭化していき、真っ黒な状態になります。
こうなった生薬を粉にして混ぜ合わせてようやく王不留行散ができあがります。
この黒焼き・・・実は自分もまだ実際に行ったことがありません。
自分の勝手な判断でやってみて失敗してしまったら貴重な生薬が台無しになってしまいます。
ですから経験したことのある方と一緒に機会が有れば教えてもらおうと思っています。

さらにこの王不留行散はあくまでも自分の漢方薬の研究、自己研鑽のために作っている物で「商品」ではありません。
薬事法の関係上、残念ながら店頭での販売は出来ませんのでその点はご理解いただければと思います。

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