Tシャツ一枚でも暑かったのが、長袖を着てもまだうすら寒くなってしまうのですから・・・
お店に来店される方も、急に体調を崩して・・・という方がいらっしゃいます。
気温が寒くなってこの寒さを感じる部分が身体の表面の皮膚の部分になります。
東洋医学的にはこの皮膚の表面の部分を「皮毛(ひもう)」と呼んで、この「皮毛」は「肺」「大腸」「鼻」とつながっていると考えられています。
西洋医学ではそれぞれの臓器を神経や血液が流れることによってつなげていると考えていますが、
東洋医学では身体の中の部分同士が連携していると考えています。
・・・と、さらっと書いてしまいましたが初めて聞いた方は「え、何で肺と大腸と鼻がつながってるの?」と思うかもしれません。
自分もそうでしたから・・・(笑)
でも実際に「寒い」ところにいることを想像してみてください。
寒さにあたって「くしゃみや咳」「鼻水」「下痢」といった症状・・・ありませんか?
これらは「皮毛」が冷やされることで「肺」「鼻」「大腸」まで影響を及ぼして(冷やして)しまうのです。
これらのことは今から約2000年前に書かれた「黄帝内経」という書物に書かれています。
先人はこういったことを経験的に書物にまとめていたのですね。

★実際に漢方薬として使われる生薬です。
左側は陳皮(チンピ:みかんの皮)、右側は桔梗(ききょう)です。
これらを何種類も混ぜ合わせて漢方薬になります。
こんな時、漢方薬でどうやって治療をしていくかといわれると
寒さにあたって「冷え」てしまったのですから、冷えてしまった部分を「温めて」あげればいいのです。
具体的には・・・店頭、もしくはメールにてご相談ください。
・・・これで、終わりになると営業一辺倒ですね。(笑)
ちょっとだけアドバイスを。
「寒さ」にあたってしまったのですから、まずは「寒くないようにすること」が大切です。
特に家から外に出るときなど温度変化がある時が要注意です。
お風呂なども控えておいたほうが無難です。汗が出ているようでしたらなおさらです。
食事は冷たい食べ物、飲み物、果物は控えたほうがいいです。(身体の中から冷えてしまいますから・・・)
「なにを当たり前なことを・・・」と仰るかもしれませんが、こういう時の養生ってすごく大切だと思っています。
もし、ご家庭にショウガがあったらショウガ汁で暖かい飲み物なんかいいかもしれません。
シナモンなどがあるともっといいです。
ショウガもシナモンも「生姜(しょうきょう)」「桂皮(けいひ)」と言って漢方薬に使う材料で身体を温める働きをしてくれます。
紅茶にショウガとシナモンを入れてミルクを少し加えると「チャイ」っぽい飲み物になりますね。
でも決してショウガとシナモンを山ほど用意して1日何回も・・・なんてことはしないでくださいね。
発汗作用が高まって汗をかきすぎて逆に冷えてしまうこともあります。
東洋医学ではバランスが大切・・・過ぎたるは及ばざるが如し・・・なんですね。

