薬局パパの健康日記

群馬県太田市にある太田薬局、二代目・薬局パパがお送りするブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

漢方薬の選び方・・・ ~五行説って~

お客様から「どうやって漢方薬を選ぶのですか?」と聞かれることがあります。
漢方薬にも「効能・効果」というものが書かれているので
それを見て使えば良い・・・というであればこんな簡単な話はありません。
書かれている「効能・効果」はあくまでも参考程度に自分は考えています。
では何を考えて漢方薬を選ぶかと言うと、中に含まれている生薬の働きを見ながら決めるようにしています。

以前、漢方薬と味という記事でも少し書いたのですが、漢方薬として使われる生薬にはそれぞれ「味」があり、その味が生薬の力として働くと考えられています。

酸味は「散らばりたるものを収める効果あり」
苦味は「弛みたるものを引き締める効果あり」
甘味は「きびしきものを緩める効果あり」
辛味は「滞りたるものを散じる効果あり」
しおからい味は「物の乾きを抑える効果あり」

また「味」には補われる臓というのが決まっていて

酸味は「肝」を補い
苦味は「心」を補い
甘味は「脾」を補い
辛味は「肺」を補い
しおからい味は「腎」を補うとされています。
(この肝・心・脾・肺・腎という「蔵」は現代医学で言うところの肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓といった「臓器」を含むものです。
紀元前には臓器の詳細がわかっていませんでしたので、あくまでも働きまでも含めた概念的なものを「蔵」と呼んでいます。)

IMGP3342-1.jpg


ここまで話してちょっと気付いたでしょうか。
味も五種類、蔵も五種類・・・「五」という数字が一つのキーワード。
これは紀元前に書かれた書物「黄帝内経」(こうていだいけい)という書物に書かれている「五行説」という考え方を基にしています。
古代の人は人間の生活に何らかの関連する現象と物を「木・火・土・金・水」という五つの基本要素に分けて考えて、お互いの関係を説明しようとしていたのです。

ちょっと難しい話ですが・・・もう少し続けさせてください。

群馬県太田市にある漢方・健康相談「太田薬局」 
http://www.geocities.jp/ph_ota/ 薬局パパ

テーマ:群馬県から - ジャンル:地域情報

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://phota.blog112.fc2.com/tb.php/239-958e2c71
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。