来月6月1日、薬業界では何かと話題になっている薬事法改正が行われます。
太田薬局でも色々と店頭での対応をしている所です。
「薬局」という薬を販売する場は「薬事法」によって規制されています。
今回の改正では「医薬品をリスク毎に分類する事」が大きな目的とされています。
そのリスク分類として、
・第一類:特にリスクが高いもの
・第二類:リスクが比較的高いもの
・第三類:リスクが比較的低いもの
といった三種類に分類されます。
店頭で販売される医薬品はすべてこの三つの分類いずれかに該当することになります。
そして薬局ではこれらの医薬品に関する「情報提供」が義務づけられます。
・第一類:質問がなくても行う情報提供 義務
相談があった場合の応答 義務
・第二類:質問がなくても行う情報提供 努力義務
相談があった場合の応答 義務
・第三類:質問がなくても行う情報提供 規定なし
相談があった場合の応答 義務
相談があった場合には全ての医薬品に関してお答えしなければいけないことは勿論なのですが、
第一類、第二類の医薬品に関しては文書による情報提供を行うことになります。
そして店内の陳列などもこの三つに分類して、お客様にもわかりやすく陳列することが求められています。
★当店の場合、これまでも医薬品とそれ以外の商品は基本的に区分して販売していました
現在、医薬品毎のリスク分類毎に現在並べ替えているところです
今回の薬事法改正については「医薬品のインターネット及び、通信販売禁止」等の事項が含まれており、様々な意見が出されている所です。
個人的には色々と思うところがあるのですが、まずは「お客様の安全」を第一優先に、そして当然ながら法律に則した形で今後も「お薬」を提供させていただきます。
群馬県太田市にある漢方・健康相談「太田薬局」
http://www.geocities.jp/ph_ota/ 薬局パパ